2021年2月27日 平和へのバトン~平和を願い、実現するための集い~
2022年2月27日(日)「平和へのバトン~平和を願い、実現するための集い~」
麻生市民交流館 やまゆりにて
私は平凡なサラリーマンです。朗読劇など無縁で生きてきました。
コロナ禍在宅勤務が続き、「一市民として社会の諸問題に向き合いたい」「声を出したい」
そんな思いが募り、昨年6月りんどうに入れて頂きました。
早速頂いた「8月がくるたびに」の医師と語りの役。今まで頭の中だけで理解してきた戦争の理不尽さと
むごさに、長崎の原爆で被害を受けた市民の気持ちを自身の声で発するたびに、心が圧迫されました。
観客の皆さんを前にして、その圧迫感が更に増したのは不思議な感覚でした。
同時に、まだまだ表層でしか表現できていない自分が、もっともっと朗読表現の奥深さに触れられれば
いいなあと思いました。
同日のりんどうによる演目には、平和へのメッセージ「平和ってすてきだね」「土の笛」もありました。
朗読劇を通して、市民目線で観客の皆さんと平和への意識と願いを共有化できるんだっていう新鮮な驚き、
静かな中に人間の心に響くパワーを感じました。
この原稿を書いている今も、世界各地で戦争や内戦により苦しんでいる市民の方が大勢おられます。
りんどうという場で、そういった現実に向き合い、会員の皆さんとともに心で語りかけていけるよう
一歩一歩進んでみようと思います。
(文章:六信 厚)