2015 3月28日 「平和について思うひととき 13」

2015年3月28日。

「平和について思うひととき  13」の公演。

この日の舞台は麻生市民館 大会議室。     

広いステージに照明も入って、なんだか素敵!

不安だった天気も何とか晴れて穏やかな日でした。

今回のプログラムは、ひな祭りの思い出を語るおばさんの物語や男の子に想いを寄せる桜の木の物語( なんとこれは中学生が書いたお話です!)や、沖縄戦を綴った詩、震災にあってもお互いを思いやる老夫婦の愛の物語など、バラエティに富んだ内容だったと思います。

毎回来て下さるお客様、初めて足を運んで下さったお客様に見守られての公演はいつも緊張したまま、あっという間に終わってしまいます。

やりきれた!という思いと、ちゃんと伝わったか?という不安で、終わった後はぼーっとなってしまいますが。

でも思うのです。

私達の生まれる前の時代に戦争があって、空襲ですべてを失った人がいて、明日が本当に来るのかすらわからない恐怖の中で、それでも3月にはひな祭りがあって、春になればちゃんと桜が咲く。

毎年この穏やかな季節に朗読会ができると、いつも思うのです。

また3月に、同じメンバーで この場所で、同じ事が無事できた。

なんてありがたいんでしょうね。

13回もやれたんだ  という幸せをかみしめた春でした。

 

そうそう、稽古帰りにいつも車で送ってくれたNさん。 今回は読む物語も多くて、毎回稽古でへとへとになってましたね。難しいよねー難しいよねー。って、いつも言ってました。

運転しながらも悩んで頑張っていた姿に私も励まされました!

 

そしてこの春、りんどうに新しいメンバーが二人も増えました。

これから一緒によろしくお願いします!

今年も本当に楽しみです。

ありがとうございました!

                                                                                 (ようこ)